精密3Dスキャニング装置「iTero」を完備
歯科業界にもデジタル技術の革新がきています。
近年、特に目覚ましい進歩を遂げているのが「印象採得」。患者様には「型取り」という言葉が馴染みがあるかもしれません。
型取りは、被せ物やマウスピース矯正装置を作る上で、必須の工程作業です。ここにデジタルの技術が導入されています。
当院では、デジタル印象採得装置「iTero」を導入し、マウスピース矯正の印象採得を行なっております。従来の印象材を使うことなく、光学的にスキャンすることで、口腔内の3次元データを作成できます。
その精度は、従来の型取りより30%高く、またクラウドを介してデータをシェアできるので、シームレス、タイムレスに作業工程を進めることが可能となりました。
つまり精度が高くフィット感の良いマウスピース矯正が、短期間でつくることを可能になる装置が「iTero」です。
iTeroスキャニングのメリット
メリット1 型取りの不快感がない
従来の場合、シリコン材を使用して歯型取りをしておりましたが、反射嘔吐など不快な思いをされる患者様が多くいらっしゃいました。iTeroスキャニングはお口の中にスキャンする機械で光を照射しスキャンデータを取るだけなので不快な思いをしません。
メリット2 短時間の型取りができる
シリコン材で型を取る場合は、トレーのサイズを合わせたり、シリコンが固まるまで時間が掛かりますが、iTeroスキャニングは光をあててお口の中のデータを取るだけなので、すぐ終わり、マウスピース矯正の治療開始までがスピーディーにおこなえます。
メリット3 正確な型取りができる
iTeroはお口の中の情報を3Dデジタル情報をとして撮影しデータ化をするので、シリコン材による従来の型取りよりも正確に型を取ることができます。
マウスピース矯正のリスク・欠点
・指示された使用時間を守らなくてはならない。
・適応できない症例もあるのでご相談ください
・マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置装着中は歯が当たらないため違和感を感じるときもある。
・通常のブラケットによる矯正治療よりも費用がかかることもある。